人事のプロが解説する「人材マネジメント」の7つのツボ

人材マネジメントとは、「管理」や「育成」と捉えられることがしばしばだが、人材の統制を取ることが本質ではない。人事のプロがあらためて人材マネジメントの基礎を解説する。

壺中天 坪谷邦生氏

 「人事とは、人を生かして事を成すこと。人を犠牲にしてでも事を成す、ではありません。人は元気に生きているが事が成されない、という状態も違います。『人』と『事』を同時に実現することが人事です」と切り出したのは人材マネジメント支援を中核事業とする壺中天(こちゅうてん)の坪谷邦生氏(代表取締役)だ。

 同氏は大学を卒業後SIerに就職し、エンジニア職を経て25歳で人事部に異動した。人事マネジャーとしての経験を生かしてリクルートマネジメントソリューションズに転職し、人事コンサルタント、人事顧問として50社以上の人事制度を構築、企業の組織開発を支援してきた。

 本稿は、坪谷氏が考える「人材マネジメントにおける7つのポイント」について解説していく。なお、坪谷氏個人の見解をまとめたもので、正解は一つではないことをあらかじめご了承いただきたい。

本稿は、オンラインイベント「SmartHR Next 2021|人材マネジメントが創るVUCA時代の経営」(主催:SmartHR)における壺中天の坪谷邦生氏による講演「人材マネジメント入門 ~理論と実践 7つのツボ~」を基に編集部で再構成した。

坪谷氏が考える「人材マネジメントの7つのポイント」

 以下の図は、坪谷氏が考える「7つのツボ(ポイント)」をまとめたものだ。以降では、この7つのポイントを基に、人材マネジメントの本質を探る。

坪谷氏が考える「人材マネジメントの7つのツボ」(出典:壺中天提供の資料)
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指田昌夫
指田昌夫

1964年東京都生まれ。ビジネス系出版社に30年弱勤務し、雑誌やオンラインメディアの編集記者やデスク、広告企画制作を担当。2019年からフリーランスとなる。現在はIT、金融、製造業を中心に取材執筆する。

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