スマートホーム新標準規格「Matter」とは 「Alexa」でApple、Googleデバイスも動くように?

スマートホームIoT業界に、異ベンダーや異プロトコルの製品を“統合可能”な新標準規格「Matter」に準拠する製品の登場が目前に迫っている。音声コマンド「Alexa、○○して!」でApple、Googleデバイスも動く、そんな未来も遠くはないのだろうか?

 「スマートホーム」は、一言呼びかけると電気がついて心地よい音楽を再生し、エアコンを過ごしやすい温度に設定する……、ユーザーのニーズに応じてその指示に“スマート”に応答する。

 スマートホームによって人間による操作がほぼ不要になると思いがちだが現実は、スマート家電ごとに専用アプリを開いて操作しなければならず、「Apple Music」で音楽を聴きたいとき、「Amazon primevideo」で続きのエピソードを再生したいとき、異なる音声アシスタントに異なる音声コマンドで話しかけるようなありさまだ。これでは決して“スマート”とは言えないだろう。

 大手テック企業はそれぞれ、自社の音声アシスタントが最上位のコントロールレイヤーとなり、複数の規格に対応できるよう目指している。しかし、現状「Alexa」と「Googleアシスタント」と「Siri」はやりとりはできないし、スマート家電の規格と異なる。

家電業界を席巻する破壊力「Matter」って何?

 そんな状況が打破されるかもしれない。AmazonやApple、Googleなどのテック最大手も参加し、スマート家電などのホームIoT(Internet of Things)製品の相互運用性を高め、オープンな仕様で多種多様なデバイスのエコシステムを拡大する可能性を秘めた新標準規格が「Matter」だ。

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