身代金「以外が」怖いランサムウェア攻撃、長期的な悪影響とは

ランサムウェア攻撃の被害として最初に頭に浮かぶのは、身代金だ。Sophosによれば平均して約17万ドルだという。だが、身代金とは別に発生するコストもある。BlackFogによればコストの総額はその10倍にも及ぶ。Covewareの調査によれば、ランサムウェア攻撃を受けた企業の規模は11~100人が4割を占める。つまり、10倍ものコストに耐えられない可能性がある。どうすればよいのだろうか。

 エンドポイント対策に向けたサイバーセキュリティ製品を提供するBlackFogは、2022年10月12日(現地時間)、ランサムウェア攻撃を受けた企業が、長期的にどのような影響を受けるのかについて発表した。

 ランサムウェア攻撃からの復旧は容易ではなく、人手やコストもかかる。そして、ビジネスを再開できたとしても、課題がある。

 ランサムウェアの攻撃による被害は、すぐには現れない場合がある。被害が長期化し、数カ月から数年にわたって企業に影響を与える可能性があるのだ。最悪の場合、ランサムウェアの攻撃が企業にとって致命的なダメージとなってしまい、継続的な課題に対処しきれず、倒産に追い込まれる可能性すらある。

 被害が長期化するのは、なぜだろうか。主に4つ考慮しなければならない点がある。

(1)長期的な財務上のコストが発生する

 最初に考慮しなければならない財務上のコストは、身代金だ。だが、それで終わりではない。攻撃を受けた後、それ以外にも多数の費用が発生する。

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