「100万ドル払え、さもなくば……」不可解なサイバー攻撃の行方

サイバー犯罪者が1000万人の顧客データを流出させる事件が起こった。不可解なのは攻撃圧力を高めた後、身代金要求を取り消し、撤退したことだ。その事件の全貌は。

 2022年9月に発生した、オーストラリア第2位の無線通信事業者であるSigtel Optus(以下、Optus)に対するサイバー攻撃の犯罪者が、「100万ドルの身代金要求を取り消し、盗んだデータを削除した」と主張しているとThe Guardianが報じた(注1)。

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