RPAが個別最適に陥る本当の理由

RPAによって一部の業務自動化に成功した後、適用範囲を広げようとすると課題が噴出するという話はよく聞く。業務自動化が個別最適で終わってしまう理由を幾つかの側面から考察した。

 2022年8月にガートナーが発表した「クラウドプラットフォームサービスのハイプサイクル2022」によると、ツールやサービス間連携を自動化する「iPaaS」(Integration Platform as a Service)が安定期に入り、ピークを迎える日も近いという。iPaaSをはじめ、さまざまな自動化ツールがトレンドになる中、業務自動化ブームを生んだRPA(Robotic Process Automation)は社会にどれほど根付き、どこまで利用が浸透したのだろうか。

 RPA活用の現在地を探るために、キーマンズネットは「業務自動化に関する意識調査2022年」と題してアンケート調査を実施した(期間:2022年9月14日~10月17日、有効回答数:518件)。本連載は、全7回にわたってアンケート調査から得られた結果を基に活用状況と課題、発生したトラブルなどを紹介する。なお、グラフで使用している数値は、丸め誤差によって合計が100%にならない場合があるため、ご了承いただきたい。

RPAが個別最適に陥る本当の理由

 第2回のテーマは「スケールの障壁」だ。普及期に入ったRPAの話題としてよく取り上げられる課題だ。一部の業務を自動化に成功した後、適用範囲を広げようとすると課題が噴出するという話はよく聞く。業務自動化が個別最適に陥ってしまう理由を幾つかの側面から考察した。

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RPA導入に関する意識調査結果2022

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