「パスワード管理、ヨシ」のはずが2度目の流出、その悲劇の背景

パスワード管理ツール「LastPass」は2022年8月のデータ流出からわずか3カ月で「2度目のデータ流出」が起きてしまった。専門家が語るその原因とは。

 2022年11月30日、パスワード管理ツール「LastPass」は、2022年8月に発生した不正アクセス(注1)の影響で顧客データが危険にさらされたと発表した。

 CEOのカリム・トゥバ氏はブログで「サードパーティーのクラウドストレージサービス内で異常な活動を検出した。2022年8月の事件で入手した情報を使って、不正な第三者が顧客情報の特定の要素にアクセスしたと断定した」と述べた(注2)。

なぜ2度目の事件を防げなかったのか

 LastPassは、2022年8月に攻撃者が同社のシステムに侵入しソースコードの一部と専有技術情報を盗んだ際に「顧客データや暗号化された保管庫にはアクセスされていない」と発表していた。

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