「Internet Explorer」未使用でも、なぜIEを狙ったゼロデイ攻撃の被害者になり得るのか

北朝鮮のサイバーグループが「Internet Explorer」の脆弱性を突いたサイバー攻撃を繰り広げている。もはや人気がないWebブラウザをなぜ狙うのだろうか。

 Googleの脅威分析グループ(Google Threat Analysis Group)は2022年12月7日、北朝鮮政府の支援を受けた脅威アクターグループ「APT37」の動向を発表した(注1)。「Internet Explorer」は依然として有効な攻撃経路であり、繰り返し利用されているという。

 MITREによると、APT37は少なくとも10年前から活動しており、韓国の個人や北朝鮮からの脱北者、政策立案者、ジャーナリスト、人権活動家などを標的にしている(注2)。

Internet Explorerを使っていないのに攻撃される

 APT37は過去にもInternet Explorerのゼロデイ脆弱(ぜいじゃく)性を悪用している。

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