サイバー攻撃が狙う「製造業」×「オープンソース」、防御は十分なのか

「Apache Log4j」を狙った攻撃は政府や大手IT企業の危機感を高めた。2023年に至っても対策が不十分な状態にある。現在は製造業、特に産業用制御システムが危険なのだという。オープンソースソフトウェアのセキュリティ対応が問題になっている。

 米国政府関係者と大手IT企業から成るJCDC(Joint Cyber Defense Collaborative)が掲げる2023年のサイバーセキュリティのテーマは、脆弱(ぜいじゃく)な産業と市民社会に対するリスクだ(注1)。

 JCDCは2023年1月26日、2つのリスクを評価する予定だと発表した(注2)。産業用制御システムにおけるオープンソースソフトウェア(OSS)の使用リスクと、エネルギーと水のインフラ部門のリスクだ。

なぜOSSを取り上げるのか

 業界固有のリスクに取り組むことはもちろん、JCDCは2023年、重要インフラ技術におけるより脆弱な部分の強化も望んでいる。どのような部分だろうか。

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