編集部コラム

元情シスが物流界の変革「フィジカルインターネット」を応援するワケ

筆者はアイティメディアで編集記者になる前は、ある酒造メーカーの情報システム部で5年半ほど勤務しました。筆者の主担当がEDIだったころの“ほろ苦い思い出”や、個人的に応援している標準化の動き「フィジカルインターネット」を紹介します。

 アイティメディアで編集記者になる前は、ある酒造メーカーの情報システム部(以下、情シス)で5年半ほど勤務しました。業務は基幹システムや周辺システムの保守・運用、ベンダーコントロール、PCやアカウントの管理、ヘルプデスクなど多岐にわたりました。

 そんな“何でも屋”状態の中、強いて筆者の主担当を挙げるとするなら、受発注システムの保守・運用、さらに細かく言うなら「企業間データのやりとりに関する部分」、通称「EDI」(Electronic Data Interchange:電子データ交換)です。

 今回の編集部コラムではEDI担当者だったころの“ほろ苦い思い出”や、それに関連する、個人的に応援している標準化の動き「フィジカルインターネット」を紹介します。

多くの人に知ってほしいEDI運用の大変さ

 まず、EDIについて簡単に説明します。EDIでは、企業間をネットワークでつないで伝票や文書を電子データで交換します。基本的に、業界ごとの標準規格にのっとった形でデータがやりとりされます。

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