流行りの「ChatGPT」がコールセンターでウケなかった理由

Open AIが開発した大規模言語処理モデル「ChatGPT」。さまざまなAI向けベンチマークだけでなく、人間向けの知能テストでも高得点をたたき出す。しかしある企業は、顧客の問い合わせ受付をするAIチャットbotを構築する際「ChatGPTは、とてもじゃないが採用できない」と判断した。一体なぜ……? 後半では筆者が、AIとライター職の今後について徒然なるままに語る。

 先日、妻から「ChatGPTって知ってる?」と聞かれた。

 テクノロジーの話題には無頓着な妻であっても、さすがにChatGPTを耳にする機会はあったらしい。先日も新たにバージョン4(GPT-4)が公開されるなど話題沸騰中のChatGPTだが、まさか妻からその話題が出てくるとは。

 なお、自分の名前をChatGPTに聞いてみると、どうやら東京大学を卒業後に官僚となり、今は日本の政治家として活躍している人物との回答をいただいた。私という人物を違う側面から照らしている可能性は否定できないため、その回答に至った情報ソースと学びのプロセスについて知ってみたいものだ。

(なお、現在ChatGPTに聞いてみると、リクルートグループの創業者の一人との回答が。数日の間に何かを学んだらしい。相変わらず見当違いではあるけれど)。

 おそらく触ったことがある人であれば感じていただけると思うが、精度は確かに荒いものの、これまで体験してきたAIチャットbotとは次元の違う、新たな可能性を感じる仕組みだということは間違いないだろう。AI(人工知能)という高度なテクノロジーはこれまでさまざまなシステムに組み込まれてきたが一般の人には遠い存在だった。このAIを老若男女問わず体感できるようにしたという意味でも、画期的だ。

 しかし、ある企業は、顧客の問い合わせ受付をするAIチャットbotを構築する際「ChatGPTは、とてもじゃないが採用できない」と判断した。一体なぜ……?

ある企業がChatGPTを採用しなかったワケ

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