ランサムウェアに「強い業界」と「弱い業界」

ランサムウェア攻撃では自社内のデータが暗号化されてしまい、業務が停止することが最も不安を呼ぶ。セキュリティベンダーの調査によれば、攻撃を受けて暗号化まで進んでしまう比率が年々高まっている。こうなるとたとえ復旧できたとしても費用がかさむ。調査からは13種類に分けた業界ごとの状況も分かった。

 セキュリティベンダーのSophosは2023年5月10日に「The State of Ransomware 2023」を発表した(注1)。2022年に起きたランサムウェア攻撃に関する調査だ。これによると、ランサムウェア攻撃によってデータが暗号化された割合は約4回に3回だった。この割合は次第に高くなっており、今回は過去4年間の結果の中で最も高い割合を示した。

 回答者の66%は自組織が2022年にランサムウェア攻撃を受けたと述べており、これは2022年の数値と同じだが、高止まりしている。

データを暗号化される割合が高い業界は?

 調査からは暗号化の被害やビジネス損失を受けにくい業界と受けやすい業界も分かった。

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