なぜMicrosoftは大規模サービス障害を防ぐことができなかったのか

DDoS攻撃は30年以上も前から存在する古典的な攻撃手法で、対策もある。このDDoS攻撃によって複数のMicrosoftのサービスがダウンした。何が起きたのか。

 Microsoftの顧客は2023年6月9日、「Microsoft Azure」のポータルサイトにアクセスできなくなった(注1)。「Microsoft Entra」の管理センターと「Microsoft Intune」へのアクセスにも影響があった。同じ週の初めには、「Microsoft OneDrive」「Microsoft Outlook」「Microsoft SharePoint」(注2)、「Microsoft Teams」をはじめとした一連のサービスも使えなくなった。

なぜ大規模な障害が広がったのか

 2023年6月16日、MicrosoftはDDoS(Distributed Denial of Service attack)攻撃によってAzureやOneDrive、Outlookを含む複数のサービスに障害が発生したと発表した(注3)。

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