ノーコード/ローコード開発ツールの人気爆発に関わるSIerの思惑

市民開発を促すツールとして人気のノーコード/ローコード開発ツール。DX推進の手段としてのニーズが増える中で、SIerによる伴走型の人材育成、運用支援サービスも充実してきた。この潮流は、SIerの売上を大きく伸ばすチャンスと思いきや、短期的なもうけにはつながらないという。SIerがノーコード/ローコード開発ツールに注力する理由は他にあった。その思惑とは。

 子どもたちの夏休みに合わせて沖縄旅行を計画していたものの、台風の影響で飛行機が欠航。8月頭から沖縄で遊ぶ計画が頓挫し、子どもたちは意気消沈していた。そこで、沖縄に負けずとも劣らない水質を誇る海へ向かおうと、伊豆の下田へ向かった。

 急な計画変更であったものの宿がうまく手配でき、無事に夏の海を満喫することに成功。家族をして「来年からは沖縄でなくともいいのでは?」と言わしめるほど、充実した旅になった。

 ただし、東京からの移動に閉口したのが正直なところだ。伊豆半島の南端へ向かう高速道路が整備されておらず、伊豆縦貫自動車道などを経由することで、車移動に3時間半ほどかかってしまった。正直、腰がだいぶつらい。

 いずれにせよ、下田の海という成功体験を得たことで、旅の選択肢が大きく広がったことは何よりだ。

すぐにはもうからないノーコード/ローコード開発ツールに注力するSIerの思惑

 選択肢が広がったという意味では、アプリケーション開発においても大きな時代の転換を感じている人は少なくないはずだ。その要因の一つに挙げられるのが、ノーコード/ローコード開発ツールだ。専門的なコードを駆使せずとも、もしくは少しの知識があればアプリケーション開発が可能なツールやサービスを指す。

 事業部門が主役となりやすいツールであるため、その運用支援や開発人材の育成といった観点でのSIerによる支援サービスも充実してきた。ノーコード/ローコード開発ツールの人気に火が付いた今、さぞSIerの売上もほくほくなのだろうと思いきや、短期的にはたいした利益にならないらしい。SIerが支援サービスに力を入れる理由は別にあった。

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