ChatGPTと「外部ツール」を組み合わせる(第5回)

ChatGPTに人が直接指示をするのではなく、外部ツールの出力を与えることで回答の品質を高めることができる。

 「ChatGPT」を単独で使うよりも、外部ツールと組み合わせた方がよい場合がある。

 今回はChatGPTの開発元であるOpenAIが公開した6つの戦略から5つ目の戦略*を紹介する(連載記事の一覧はこちら)。テキストベースのChatGPTとの対話から離れて、APIなどを使う。

*OpenAIがベストプラクティスとして紹介した具体例の幾つかはGPT-4でのみ動作する。

戦略5 ChatGPTと外部ツールを組み合わせる

 他のツールの出力をChatGPTに与えることで、ChatGPTの弱点を補うことができる。テキスト検索システムと組み合わせると、質問に関係ある文書をChatGPTに教えることが可能だ。コード実行エンジンと組み合わせると、数学演算やコード実行を支援できる。

 ChatGPTに任せたいタスクの中に、ツールの方が確実に、効率的に実行できる部分があるなら、その部分をツールに任せよう。

戦術1 埋め込みベースの検索を使って、効率的な知識検索を実装する

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開発元が教えるChatGPTの上手な使い方

「ChatGPT」などの生成AI(人工知能)は人と同じ方法で考えるAIではない。あいまいな指示を与えたとき、ユーザーの気持ちをくみ取ってまさに書いてほしかった文章を返してくれることはない。これを忘れると生成AIの力を十分に引き出すことはできない。

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