「基本情報は受けてもムダ」は本当? 受験して感じた応用情報との違い

IPAが実施する「基本情報技術者試験」と「応用情報技術者試験」のどちらを受験するか。新任IT担当者の悩みの種の一つだ。IT記者が実際に受験して感じた両試験の違いや難易度、おすすめの勉強法を紹介する。

 今や毎年約20万人が「ITパスポート試験」(以下、ITパスポート)を受験し、約10万人の合格者が生まれている。合格者達が悩むのがズバリ「次、何受けるか」だ。

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)はITパスポートの次のレベルの試験として「情報セキュリティマネジメント試験」と「基本情報技術者試験」(以下、基本情報)、さらにその次のレベルの試験として「応用情報技術者試験」(以下、応用情報)を用意している。今後もIT関連職に就くつもりであれば、まず基本情報を射程に入れる人が多いだろう。

本稿執筆時点のIPAの試験区分一覧(出典:IPAのWebサイト)

 そこで「よし、受けてみるか」と基本情報について調べてみると、ふとこんな見出しが目に入る。「基本情報なんて受けてもムダ。応用情報から受けろ」「応用情報のほうが簡単」。「じゃあどっちを受ければいいんだ……」と迷いながら、結局受けずじまいの人も意外と多いのではないだろうか。

「応用情報の方が簡単」ってホント?

 「どうせ後で受験するなら最初から応用情報」というのは分からなくもないが、「応用情報の方が簡単」というのは本当なのだろうか。本稿では、筆者が実際に受験した感想や「なぜ応用情報が簡単に感じるのか」を考察する。

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村田知己
村田知己

ITmedia AI+ 編集記者。市場調査会社でのエンジニア職を経て、2022年アイティメディア入社。キーマンズネット編集部、社内のデータ分析基盤構築担当、ITmedia エンタープライズ編集部を経て現職。

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