Society 5.0とは? 産官学で目指す「データ駆動型社会」の全貌

情報処理推進機構(IPA)が中心となり、産官学の英知を結集させて「Society 5.0」実現を目指す取り組みを進めているという。Society 5.0で実現する企業間取引とはどのようなものか。

 世の中の変化により社会や経済の課題が複雑化し、従来の仕組みでは課題解決が困難な局面が増えた。そこで、社会全体のアーキテクチャを設計しなおすために生まれた構想が「Society 5.0」だ。そのビジョンのもと、データ駆動型社会への変革を目指す取り組みが進んでいる。

 Society 5.0を実現するアーキテクチャ設計について、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の清水宏通氏(デジタルアーキテクチャ・デザインセンター 企業間取引プログラム プロジェクトリーダー)が語る。

本稿はワークスアプリケーションズ主催のオンラインイベント「Works Way 2023」における講演「Society 5.0の実現と企業間取引のデジタル完結のあり方」を基に編集部で再構成した。

Society 5.0のアーキテクチャ設計のポイント

 「データが集まるサイバー空間(バーチャル世界)とフィジカル空間(現実世界)が高度に融合したシステムにより、経済発展と社会課題の解決を両立する、人間中心の社会のことをSociety 5.0と言う。サイバーフィジカルシステム(CPS)とも言われる」と清水氏は切り出した。

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