ERPとBPMの違いとは? 必要になるケースとメリット

ERPを導入しても、企業によっては部分的にBPMも導入しなければならないケースもある。ERPとBPMの違いを理解し、両者を組み合わせて業務を効率化する方法とは。

 ERPだけでは自社のビジネスプロセスのニーズを満たせない――。ERPを導入してそう感じるのなら、ビジネスプロセス管理(BPM)ソフトウェアの導入を検討すべきかもしれない。

 ERP導入は多くの場合、プロセス自動化と効率性向上を目指す企業が踏む最初のステップだ。それに対してBPMは、企業の持続的な成長を後押しするためのソフトウェアといえる。機能面で重なる点も多い両者だが、一般的にBPMの方がERPよりも深いレベルでビジネスプロセスを改善し自動化できる。これによって、コスト削減や効率性の向上、ミスの発生防止といったメリットが期待できる。

 ERPとBPMにはどんな違いがあるのだろうか。また、どのような状況で企業はBPMの恩恵を受けられるのだろうか?

 ERPは財務や調達、人事など、企業の業務全体を管理することをサポートするソフトウェアだ。企業データを保存する単一のデータベースとして機能し、レポートやダッシュボードなどを通じて業務をサポートする。また、ERPを使うことでユーザーはさまざまなプロセスを自動化でき、時間の節約につながる。

 さらには従業員に統一性のあるUIを提供できるので、全体的なUX(ユーザー体験)の改善も期待できる。

BPMとは?

 BPMはERPの補完役といえる。ERPがあらゆる業務を“広く浅く”こなすのに対して、BPMは特定プロセスを自動化し、それぞれの効率を高めることに重きを置いている。

 BPMはまず、既存のプロセスを取り込んで新たなプロセスをモデル化する。そして、ユーザーが許可を出せば、その新しいプロセスを実行する。また、BPMユーザーに対してプロセスに関するデータを提供するため、そのプロセスのさらなる改良が可能だ。

BPMを導入すべきか否か、企業の判断基準は?

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