スプレッドシートの顔をしたノーコードツールは日本企業を救うか

スプレッドシートのようなUIを基本に、ノーコードによるプロセス自動化の機能や共有機能を持った「Smartsheet」が日本に上陸した。米国では熱狂的な人気を誇り、日本でも早速引き合いがあるというが、どのようなツールなのだろうか。

 Smartsheetは、2005年に米国ワシントン州ベルビュー市で創業した、ソフトウェアベンダーだ。プロジェクト管理プラットフォーム「Smartsheet」を中心に、その機能をサポートするツールを提供している。Smartsheetのユーザーは世界190カ国、1300万ユーザーに達し、「Fortune 500」企業の85%が導入しているという。ITをはじめ、建設や金融、マーケティング、コンテンツ制作など、幅広い業種で利用されている。

 Smartsheetは、スプレッドシートのようなUIを基本に、ノーコードによるプロセス自動化の機能やクラウドサービスならではのきめ細かい共有機能などを特徴とする。日本法人が立ち上がったのは2023年だが、使い慣れたUIや関数をそのままに情報のサイロ化やブラックボックス化、業務プロセスの複雑化といった日本企業の課題を無理なく解決できるとして引き合いが増えている。

 2024年2月の事業戦略説明会に合わせて米国本社から来日したマーク・メーダー氏(CEO)と日本法人Smartsheet Japanの社長執行役員である嘉規邦伸氏にSmartsheetを導入するメリットや他社製品との違いを聞いた。

大林組も利用するスプレッドシートライクなノーコードツールは日本企業を救うか

Smartsheet マーク・メーダー氏

 メーダー氏は、今後の同社の事業成長にとって日本市場は戦略上極めて重要なマーケットであるとし、嘉規氏の下、2024年から本格的に市場開拓を開始することを表明した。すでに米国本社と直接契約して利用している日本企業として大林組が挙げられる。

印刷する
SNSでシェア

この記事の著者

指田昌夫
指田昌夫

1964年東京都生まれ。ビジネス系出版社に30年弱勤務し、雑誌やオンラインメディアの編集記者やデスク、広告企画制作を担当。2019年からフリーランスとなる。現在はIT、金融、製造業を中心に取材執筆する。

こんなメディアも見られています

キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9

キーマンズネット SNS

X @Keymansをフォロー

インフォメーション

キーマンズネットをフォロー