【オンプレ vs. クラウド】コミュニケーションツール導入の徹底解説

電話やビデオ会議、チャットなどを扱うユニファイドコミュニケーションツールを導入する場合、企業はオンプレミス型、クラウド型、ハイブリッド型の導入モデルの利点と欠点を慎重に検討する必要がある。本稿では、それぞれの環境の特徴とメリット、展開や移行のポイントを徹底解説する。

  ユニファイドコミュニケーション(UC)ツールを導入しようとしたとき、これまでは選択肢が限られていた。だが、インターネット接続性の向上やクラウドサービスの改善に伴い、選択肢が増えてきた。IT管理者は、UCを導入する選択肢ごとの違いを理解する必要がある。本稿では、オンプレミスとクラウド、ハイブリッド環境の特徴とメリット、展開や移行のポイントを解説する。

■記事内目次

  • UC導入におけるオンプレミスとクラウド、ハイブリッド環境の特徴
  • オンプレミスによるUCの導入
  • パブリッククラウドによるUCの導入
  • ハイブリッドオンプレミスとクラウドUCの展開
    • 完全移行
    • ローリング移行

UC導入におけるオンプレとクラウド、ハイブリッド環境の特徴

 歴史的に、UCサーバはほとんどの場合、データセンターに設置され、電話オプションは、ISDNのT1回線やSIP(Session Initiation Protocol)を用いたIPネットワークなどのレガシーな音声またはデータサービスに限られていた。

 しかし、クラウドコンピューティングの進歩に加え、WANやインターネット接続の信頼性の向上により、企業はUCを導入する選択肢としてオンプレミスとハイブリッド、クラウドの3つを検討できるようになった。クラウドを利用することで、管理者はUCアプリケーションをどこに展開し、どのレベルでコントロールするかを選択できる。

 どのモデルを選んだとしても、さまざまな統合オプションや導入手順におけるベストプラクティスは、スムーズな展開と持続可能性を実現するために役立つ。UC導入に関する選択肢には正解も不正解もないが、通常は組織に最も適した方法がある。これらの導入の選択肢について確認してみよう。

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