クラウド時代でも廃れないメインフレーム モダナイズの現実的な選択肢を探る

メインフレームのシステムを刷新する「モダナイズ」の動きも活発になっている。しかし、一度にモダナイズすることはリスクが大きい。メインフレームのベテラン技術者に、現実的なモダナイズの選択肢を聞いた。

 多くの企業で最新のIT技術を用いたデジタル武装が進められている。だがその一方で、長年にわたって業務を支えてきた情報システムは、汎用コンピュータ(以下、メインフレーム)の中にとどまり、粛々と改善が加えられて今日に至っている。メインフレームは専用のアプリケーションプログラムとデータベースの中で完結した業務プロセスを実行するコンピュータで、今でも1980~1990年代にCOBOL、PL/Iなどのプログラミング言語で書かれたシステムが稼働している企業は多い。

 メインフレームはすでに技術的に「枯れた」システムといわれることもある。実際に、安定性が高く、運用コストも落ち着いているのだが、専門技術者の高齢化やクラウド、オープン化の浸透によって、メインフレームのシステムを刷新する「モダナイズ」の動きも活発になっている。

 とはいえ、現在メインフレームで動いている基幹システムを、一度にモダナイズすることはリスクが大きい。メインフレームのベテラン技術者に、現実的なモダナイズの選択肢を聞いた。

メインフレームのモダナイズは甘くない

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指田昌夫
指田昌夫

1964年東京都生まれ。ビジネス系出版社に30年弱勤務し、雑誌やオンラインメディアの編集記者やデスク、広告企画制作を担当。2019年からフリーランスとなる。現在はIT、金融、製造業を中心に取材執筆する。

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