優秀な若手が辞め、中間層が闇落ちする職場

優秀な若手社員の成長は、企業の未来を大きく左右します。成長を求める彼らが魅力を感じる職場とは。離職の背景を解明し、若手が活躍し続けられる環境づくりのための具体的な改革案を成功事例から探ります。

 皆さん、こんちには。西脇 学です。フリーコンサルタントとして、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)成功への道筋を描くサポートをしています。

 「最近の若手は育たない」「すぐ辞める」なんて声を職場で聞くことはありませんか。実際のところ厚生労働省が2024年10月に発表した『新規学卒就職者の離職状況』によれば入社から3年経過した令和3年3月卒業者の3年以内離職率は、大卒で2.6ポイント、短大などで2ポイント、2023年比で上昇しています。辞めてしまうのは「根性がないから」と考える方もいるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。むしろ、仕事ができる優秀な若手ほど早く辞めてしまうと感じる人も多いのではないでしょうか。さらに、若手のサポートを担うはずの中間層が「闇落ち」しているケースも見られます。

 優秀な若手が離職してしまう背景には、コミュニケーションの問題だけでなく、組織の構造的な課題など、複数の要因が絡んでいます。本稿では、これらの要因を掘り下げて考察するとともに、解決策をさまざまな視点から提案していきたいと思います。

優秀な若手ほど辞めてしまう本当の理由とは?

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この記事の著者

西脇 学
西脇 学

大学卒業後は電源開発の情報システム部門およびグループ会社である開発計算センターにて、ホストコンピュータシステム、オープン系クライアント・サーバシステム、Webシステムの開発、BPRコンサルティング・ERP導入コンサルティングのプロジェクトに従事。2005年より、ケイビーエムジェイ(現、アピリッツ)にてWebサービスの企画導入コンサルティングを中心に様々なビジネスサイトの立ち上げに参画。特に当時同社が得意としていた人材サービスサイトはそのほとんどに参画するなど、導入・運用コンサルティング実績は多数に渡る。2014年からWebセグメント執行役員。2021年の同社上場に執行役員CDXO(最高DX責任者)として寄与。現在はDLDLab.(ディーエルディーラボ)を設立し、企業顧問として、有効でムダ無く自立発展できるDXを推進している。共著に『集客PRのためのソーシャルアプリ戦略』(秀和システム、2011年7月)がある。

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