老舗の食品卸企業が生成AIで「人の判断」が必要な受注業務を自動化できた舞台裏

マツヤは生成AIとRPAを組み合わせて受注業務の省力化に成功した。どのような仕組みを構築したのか。

 西洋料理食材の企画、開発、製造、販売を手掛けるマツヤは、従業員数114人を擁する老舗の食品卸企業だ。同社は、RPA(Robotic Process Automation)でWeb注文データの基幹システム連携を自動化し、年間3276時間の効率化に成功した。しかし、注文書の商品名と自社商品マスタとの突合など「人でないと判断できない」業務が残されていたという。

 この課題を解決するため、AIエージェントのPoC(概念実証)を実施し、既存取引先からの注文書を100%の精度で判断できるようになった。どのような仕組みを構築したのか。

 マツヤの小嶋康之氏(システム管理部部長)と、ユーザックシステムの上野真裕氏(RPA商品戦略室長)が、受注業務における生成AIの活用について語った。

「3000時間削減」から「完全自動化」への挑戦

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