Salesforceから社内ネットワークへ侵入、被害が急増する音声フィッシング攻撃とは

フィッシング攻撃はヒトの心理を突く攻撃で、防ぐことが難しい。現在、Salesforceのユーザーを狙ったボイスフィッシング攻撃が続いており、警戒が必要だ。

 Googleのサイバー脅威インテリジェンスチームGoogle Threat Intelligence Group(GTIG)は、「Salesforce」のインスタンスを狙うサイバー攻撃を報告した(注1)。経済的な動機から、攻撃者グループが数カ月にわたって活動中だ。音声を用いたボイスフィッシング(ビッシング)でデータを窃盗した後、恐喝につなげる。

偽の音声を使ったフィッシング攻撃とは

 Googleが2025年6月4日に公開した内容によると、同社が「UNC6040」として追跡中の攻撃者グループは、ユーザー企業のIT担当者を装って、英語を話すことが多い多国籍企業の支社の従業員をだます。ユーザーが漏らしてはいけない機密の認証情報を受け取った後、それを使って組織のSalesforceのデータにアクセスした。

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