AI投資進むも"AIセキュリティ投資"進まず 企業の期待と不安交錯

企業はAIエージェントを競争優位や生産性向上のための手段として捉えている。だがAIエージェントは新規の技術で、完全には信頼できない。こうした状況の中、セキュリティ対策の面で企業の行動には矛盾があるようだ。

 生成AIに対する企業の懸念点は何だろうか。調査によれば、セキュリティとプライバシー、つまり信頼の問題だ。

 企業は競争優位を保ち、生産性を上げるために生成AIをワークフローに組み込む必要に迫られている。ただし、生成AI自体の信頼性や監査の可能性について難しい問題が残っており、担当者には迷いがあるという。

 企業の業務に生成AIを生かそうとした場合、注目を集めているのは複雑な作業を自律的に実行できるAIエージェントだ。企業はAIエージェントへの投資に新たな予算を割り当て始めた(注1)。

 コンサルティング企業で会計事務所でもあるKPMGが2025年6月26日(現地時間、以下同)に発表したレポート(注2)と、テクノロジー企業Thalesが同年5月に発表したレポートを見ると(注3)、ビジネスリーダーが生成AIについてどのような懸念を抱いているのかが分かる。

AI投資進むも"AIセキュリティ投資"進まず 企業の期待と不安交錯

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