データもBIも散乱 WOWOWがデータ基盤を刷新して得られた4つの成果

WOWOWはデータのサイロ化とBIツールの乱立、データマネジメントの不備に悩まされていた。課題解決のためのデータ基盤刷新において同社が重視したポイントと刷新の成果とはどんなものだったのか。

 放送や配信の分野で長年の実績があるWOWOWは、会員理解と新施策につなげるために視聴履歴やコンテンツの評価などのデータを活用してきた。一方、データ活用のスピードや柔軟性、信頼性に課題があるという。同社の稲垣幸俊氏(データマネジメント・ユニット ユニット長)は2025年8月開催のイベント「Google Cloud Next Tokyo」で、「事業を継続して成長させるためにはデータ活用に基づく取り組みが必要ですが、期待に十分に応えることのできない状況でした」と語った。

 WOWOWの課題は3つの要因に分解できる。第1に、複数のデータ基盤が存在し、格納されるデータの分散や重複が起こる、いわゆるサイロ化だ。第2にツールの乱立だ。BIツールが複数存在し、データ集計や分析作業が煩雑になっていた。第3にデータマネジメントの不備だ。ガバナンスを十分に効かせることができず時を経るごとに運用が煩雑になった。

 課題解決と事業の成長のため、WOWOWはデータ基盤の刷新をすることになった。

煩雑なデータ基盤の刷新 WOWOWが重視したのは?

 WOWOWは、データ基盤構築の実績が豊富なDataCurrentの支援を受けてデータ基盤の刷新に臨んだ。支援を受けた領域は、プロジェクト管理やデータ基盤構築、ユースケースの移行、データマネジメントの整備、トレーニングなど幅広い。

 プロジェクトは2024年8月に開始し、2025年6月に新しいデータ基盤の運用がスタートした。

 稲垣氏は、データ基盤の刷新において重視したポイントとして次の4つを挙げた。

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HubWorks
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2018年10月に設立/主にIT分野における記事制作・ホワイトペーパー・動画編集を手掛けるコンテンツ制作企業。ウェブマーケティングやシステム開発分野を中心に、IT分野の専門家が多数在籍。 社内では、専門家へのインタビューを積極的に実施し、自社でも最新ITシステムを導入することで日々情報をキャッチアップ。 これらの専門知識を駆使し、IoT・サイバーセキュリティ・人工知能、システム開発、マーケティングなどを中心に年間2000本以上の記事編集を実施し、大手メディアの編集も多数手がけている。 公式Web:https://wehubworks.com/

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