IT予算の8%以上を投入 保険業界が加速するサイバー耐久力強化の姿

信用格付け機関Moody'sの調査によると、保険・資産運用業界でサイバーリスク管理が最重要課題となってきた。この業界の企業の半数がIT予算の8%以上をセキュリティに投じていた。

 どのような業界であっても、サイバーリスクに対応しなければならない。これは保険会社にとっても課題になっている。実際にはどの程度の保険会社がサイバーリスクに向き合っているのだろうか。

 信用格付け機関のMoody'sが2025年10月8日(現地時間、以下同)に発表した報告書によると(注1)、保険業界と資産運用業界でサイバーリスク管理が重要な課題となっていることが分かった。この業界の企業はサイバーリスク管理の年間の支出を増やすとともに、取締役会レベルでの監督体制を強化している。

IT予算の8%以上を投入 保険業界が加速するサイバー耐久力強化の姿

 これらの企業の約70%が、自社のサイバーリスクを統括するCISO(最高情報セキュリティ責任者)の役職を設置済みだ。CIO(最高情報責任者)がサイバーセキュリティを監督している企業は約10%と少ない。

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