「怖がらせる」は逆効果? 研究が明かす、本当に効くセキュリティ教育【前編】

企業は長年にわたり、フィッシング対策の訓練や教育用のウェビナーといった取り組みを中心にセキュリティ戦略を組み立ててきた。しかし調査によれば、これらの手法は効果が乏しいことが明らかになった。

 企業や政府機関などは数十年にわたり、従業員にセキュリティとレーニングを施してきた。不審なリンクをクリックしたり、信頼できないファイルをダウンロードしたりしないようにする訓練だ。しかし最近の証拠によると、このようなトレーニングにはほとんど効果がなく、むしろ逆効果だという可能性すらあるという。

「怖がらせる」は逆効果? 研究が明かす、本当に効くセキュリティ教育

 フィッシングのシミュレーションやウェビナーなど、サイバーセキュリティ教育は幅広い。なぜなら、従業員がデジタル脅威を識別したり、遮断できるようにする必要があるからだ。セキュリティ業界は「人間が最も脆弱鎖の環だ」と繰り返し発言してきた。これは正しい。その解決策がトレーニングだ。しかし、現在提供されている多くのトレーニングは実際には期待された効果を上げていないという。

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