金融機関にサプライチェーン攻撃 地味なサービスが狙われる

サプライチェーン攻撃は自社の防御のみでは完結せず、外部委託先の管理が不可欠だ。日本と米国の事例から、高度な防御を誇る金融業界においても、監視の緩いサードパーティーが重大な脆弱性になることが分かった。

 サプライチェーン攻撃は自社の守りを固めるだけでは防ぐことが困難だ。外部のサービスがあって初めて自社のビジネスを実現できることから、どのような外部のサービスを利用していて、その外部サービスのセキュリティに問題がないかどうかをチェックしなければならない。

 この問題は金融業界であっても同じだ。日本では2025年9月に紙幣や硬貨を数え上げたり、選別したりする機器を提供していた企業のサーバが攻撃されたことで、証券会社や生命保険会社など多数の金融機関の顧客情報が漏えいした(関連記事)。

 このような事例を紹介しよう。

金融機関にサプライチェーン攻撃 地味なサービスが狙われる

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