7つのITトピックス 2026

“VMwareショック”の影響は想像以上に根深い――IT担当408人調査で見えた実態

Broadcomによる買収に伴うVMware製品群のライセンス変更は、ITインフラの前提さえも揺さぶりつつある。他の技術・製品への移行に加え、仮想化技術の利用そのものを見直す動きも出てきた。調査を基に実態を整理する。

 今回、キーマンズネットではIT現場の第一線で働く読者を対象に、勤務先におけるソリューションの活用状況や課題に関するアンケートを実施した(実施期間:2025年11月26日~12月24日、有効回答数:408件)。そこで得られた回答を数回に分けて紹介する。第4回のテーマは「VMwareのサーバ仮想化製品群」のライセンス変更に伴う、企業のITインフラ投資の変化だ。調査結果を基に、回答者の勤務先における、VMware製品群の利用状況や判断の実態を明らかにする。

予備軍を含めて“脱VMware”が現実的な選択肢に

 VMware製品群から他のITインフラ技術・製品への移行状況を聞いたところ、移行を済ませた、または移行を決めたとの回答は、合わせて21.3%だった。移行を検討しているとの回答を含めると41.4%に上った(図1)。参考として「VMware製品群を利用したことがない」との回答者を除くと、移行済み、もしくは移行を決めたとの回答は合わせて36.7%となり、移行検討中を含めると71.3%に達した。「VMware製品群にとどまらない」との選択肢を選択・検討する企業が、既にかなりの規模に及ぶことが分かる。

図1 図1 VMware製品群から他の技術・製品への移行状況(n=408)《クリックで拡大》

 ITインフラの中核要素である仮想化製品の刷新は、そこで稼働するアプリケーションや運用管理ツールなどにまで影響が及ぶことから、慎重な判断が必要になる。それでも移行の動きが広がっていることは、Broadcomによる買収後に生じたVMware製品群のライセンス変更が、企業の判断に無視できない影響を与えたことを示す。

規模の大きな企業ほど“脱VMware”を急ぐ?

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