世界中をパニックに陥れる寸前だった AWSの重大な脆弱性とは

AWSのCIパイプラインに重大な脆弱性が見つかった。わずか2文字の誤りが大規模なサプライチェーン攻撃を招く恐れがあった。現在までにこの脆弱性を悪用した攻撃は確認されておらず、AWSは再発防止策を講じている。

 「Amazon Web Service」(AWS)に重大な脆弱(ぜいじゃく)性が見つかった。アプリケーションから認証情報を抜き取ったり、機密情報を盗み出したりできる脆弱性だ。

 クラウドセキュリティプラットフォームを提供するWizが2026年1月15日(現地時間、以下同)に公開したレポートによると(注1)、セキュリティ研究者が指摘したのはAWSのコンソールにおける重大な脆弱性であり、大規模なサプライチェーン攻撃につながる可能性があったという。

世界中をパニックに陥れる寸前だった AWSの重大な脆弱性とは

 Wizによると、この脆弱性「CodeBreach」は、AWSのマネジメントコンソールを動かしている「AWS JavaScript SDK」などの中核となるGitHubリポジトリを攻撃者が乗っ取ることに使われる恐れがあったようだ。このSDKは、世界中のクラウド環境のおよそ3分の2で使われている。

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