変わる情シス 2025秋 イベントのレポート

中川政七商店のAI活用に迫る 顧客も従業員も「心地よい」ECサイトの形

中川政七商店の経営企画室に所属する中田氏は、自社のデジタルマーケティング業務におけるAI活用の詳細を解説した。具体的な取り組みをもとに、AI活用で成果を得るための勘所を把握しよう。

 さまざまな企業がAIを導入し業務効率化を図る一方、自社のどの業務にAIを適用すればよいか分からず、二の足を踏んでいる企業もある。

 1716年に創業、全国に約60の直営店を展開し、工芸品や食品の販売を手掛ける中川政七商店は、デジタルマーケティング業務の広範囲にAIを活用しているという。ブランドコミュニケーションを豊かにするAI活用にはどのような考え方が必要なのか。同社の中田勇樹氏(経営企画室)に聞いた。

本稿は、アイティメディアが主催したオンラインセミナー「変わる情シス 2025秋」(2025年12月9日~12日)における講演「AIを活用した顧客と従業員の『心地よ好い体験』」の内容を編集部で再構成したものです。

中川政七商店の接客が目指す姿

 中川政七商店は接客のあるべき姿として「接心好感」というキーワードを掲げている。これは「お客さまの心に接し、心地よいブランド体験を提供することで、商品やお店、ブランド、企業を好きになってもらうこと」を意味する言葉だ。

 販売スタッフは顧客とブランドの初めての接点になることが多い。つまり、顧客に中川政七商店を好きになってもらえるかどうかは一人一人の販売スタッフにかかっていると中田氏は説明する。

 当初、接心好感は実店舗での接客を念頭に考えられたものだ。しかし、昨今はECサイトでの販売にも力を入れ、「デジタル上での接心好感」を実現するための施策にも取り組んでいるという。

“心地好い”体験のためのAI活用

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2018年10月に設立/主にIT分野における記事制作・ホワイトペーパー・動画編集を手掛けるコンテンツ制作企業。ウェブマーケティングやシステム開発分野を中心に、IT分野の専門家が多数在籍。 社内では、専門家へのインタビューを積極的に実施し、自社でも最新ITシステムを導入することで日々情報をキャッチアップ。 これらの専門知識を駆使し、IoT・サイバーセキュリティ・人工知能、システム開発、マーケティングなどを中心に年間2000本以上の記事編集を実施し、大手メディアの編集も多数手がけている。 公式Web:https://wehubworks.com/

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