「ググる」より早い? 中小企業の「労務の悩み」をAIで解消する、弥生の新サービス

中小企業の約6割で労務の専任担当者が不在という状況を背景に、「相談相手がいない」という課題に対応するため、弥生は専門家監修のAIによる24時間対応のサポートを開始した。

 「弥生会計」などで知られる弥生は、生成AIを活用した新サービス「弥生のいつでも労務相談AI」を2026年4月23日より提供開始した。本サービスは、HRbaseが開発する労務相談特化型AIサービス「HRbase」をOEMとして採用したものであり、法改正への対応や日々の人事・労務に関する疑問に対し、専門家監修による信頼性の高い情報を基に、24時間365日いつでも回答を得られる労務アシスタントAIだ。

新サービス「弥生のいつでも労務相談AI」(出典:弥生の提供資料)

中小企業の8割が抱える「労務担当の不在」

 中小企業においては、人事・労務の専任担当者が配置されていないケースが多く、経営者や総務・経理担当者が主業務と兼務しながら労務対応を行っているのが実情だ。弥生の調査によれば、約85%が従業員数50人未満の企業で構成されており、さらに61.9%の企業では人事・労務の主担当者が存在しないことが分かった。

 一方で、「顧問社労士に相談するほどではないが、正確な情報をすぐに確認したい」といったニーズは根強く、労務上の疑問が生じた際には83.1%が「まずインターネット検索を利用している」と答えた。だが、その検索結果に対して63.2%が「情報の正確性に不安を感じる」と回答しており、手軽さと信頼性を両立する情報取得手段の不足が課題となっている。

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