「LockBit」再浮上 少数精鋭のランサム集団が暴れる2026年、初期侵入の遮断が急務か

Check Point Software Technologiesは、ランサムウェア被害が依然として高水準で推移し、QilinやThe Gentlemenといった主要グループへの集中が進んでいると公表した。AIの活用により侵入から攻撃の実行までが短期化している他、米国への被害集中も確認された。

 Check Point Software Technologiesは、2026年第1四半期のランサムウェア動向に関する調査結果を公表した。調査を担ったのは同社の脅威インテリジェンス部門のCheck Point Research(CPR)で、攻撃件数は依然として過去最高水準付近にあり、被害は常態化していると分析している。

少数精鋭の攻撃者が暴れる今、初期侵入の遮断こそが急務

 2026年第1四半期にデータ漏えいサイトへ掲載された被害組織数は2122件に上り、四半期としては過去2番目の規模となった。ランサムウェア被害は一過性の現象ではなく、継続的な脅威として定着している状況が見える。

 攻撃構造にも変化が見られる。2025年には多数の小規模グループへ分散する傾向があったが、2026年はQilin、The Gentlemen、LockBitなど限られた有力グループに活動が集中した。上位10グループで全体被害の71%を占めており、少数勢力による大規模攻撃が主流になりつつある。

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