四国で生成AIの業務利用が急増39%、一方で進まぬ「社内ルール整備」の深刻度
オーシャンズは、四国4県の就業者228人を対象に実施した調査結果を発表した。生成AIを定期的に業務利用している人の割合は、前年の21.2%から39.0%へ上昇。一方で、利用ルールを全社的に整備している企業は10.5%にとどまる。
四国エリアを中心にWebマーケティング支援やDX支援、人材関連サービスなどを提供するオーシャンズは、四国4県(徳島、香川、愛媛、高知)の就業者228人を対象に実施した「生成AIのビジネス活用実態調査 2026」の結果を公表した。調査は2026年5月18日から19日にかけてインターネットで実施されたものだ。
AI「不使用」7割から4割へ急減、“週に数回”使う層が2倍強に拡大
調査によると、生成AIを定期的に業務利用している人の割合は39.0%となり、前年調査の21.2%から大幅に増加した。一方で、「利用していない」と回答した割合は48.2%となり、前年の70.7%から減少。「週に数回利用している」とする回答は6.9%から18.0%へ伸びを見せた。
利用している生成AIサービスでは、「ChatGPT」が32.9%で最多。「Gemini」は15.4%で、前年の6.5%から利用率が上昇した。リリースでは、「Google Workspace」との連携により、既存の業務環境へ組み込みやすい点がGemini利用拡大の背景にあると分析している。
活用に向けた課題では、「知見不足」が49.6%で最も多い。また、「セキュリティへの懸念」は16.8%から27.6%へ上昇しており、生成AIの普及に伴って情報管理や運用ルールへの関心が高まっている。
さらに、今回新たに設けた設問では、AIエージェントについて「今回初めて知った」と回答した人が47.8%に上った。一方で、生成AIの利用ルールを全社的に整備している企業は10.5%にとどまり、利用拡大に対して社内体制の整備が追い付いていない実態が見えた。
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