ファイルの不正操作をどう見抜く? 専門商社の池伝が打った内部不正・ランサム対策
池伝は、情報漏えい対策の強化を目的に、ハンモックのクラウド型IT資産管理サービス「AssetView Cloud +」を導入した。サプライチェーン攻撃への備えに加え、内部不正対策や端末操作の監視体制強化を進める。
洋菓子や製菓材料を扱う専門商社の池伝は、端末操作の可視化と情報漏えい対策の強化を目的に、ハンモックの「AssetView Cloud +」を導入した。端末操作の記録・管理を徹底できる体制整備を進めており、今回の導入もその取り組みの一環となる。
ランサムウェアと内部不正、専門商社を狙う「2つの死角」
池伝では、ランサムウェアを起点としたサプライチェーン攻撃への対策に加え、内部不正による情報漏えいリスクへの対応も課題となっていた。こうした背景から、業務端末の操作ログを記録・管理できるIT資産管理ツールの導入を検討していたという。
複数のクラウド製品を比較した結果、個人情報や機密情報を含むファイル操作を厳格に管理できる点や、インシデント発生時に迅速な対応につなげやすい点を評価し、AssetView Cloud +の採用を決めた。
AssetView Cloud +は、IT資産を一元管理できるほか、機密ファイルへのアクセスや操作が行われた際に管理者へアラートを通知し、管理画面から操作ログを確認できる機能を備える。また、PC利用時に注意喚起メッセージを表示することで、不適切な操作の抑止も期待されている。さらに、社内ネットワークに接続された機器を可視化し、未管理端末の不正接続を検知することも可能だ。
企業の情報セキュリティ対策では、外部攻撃への防御に加え、内部不正対策や端末利用状況の可視化の重要性が高まっている。今回の事例は、サプライチェーンリスクへの対応と併せて、端末操作や機密情報の取り扱いを継続的に監視できる体制整備を進めたケースと言えそうだ。
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