AIで脱ブラックボックス コード解析とドキュメント自動生成の新サービス発表

SHIFTは、既存システムのソースコードをAIで解析し、仕様ドキュメントを継続的に更新する「SHIFT DQS for メンテナンスサポート」の提供を開始した。ブラックボックス化や属人化が進む保守・運用業務の標準化と自動化を目的とするものだ。

 ソフトウェアテストや品質保証サービスを手掛けるSHIFTは、運用中システムの保守・運用高度化を支援する新ソリューション「SHIFT DQS for メンテナンスサポート」の提供開始を発表した。

 レガシー化やブラックボックス化が進んだ既存システムに対し、AIによるソースコード解析とドキュメント自動生成を組み合わせることで、保守・運用に関する情報の可視化と継続的な最新化を実現するサービスだ。また、AIOps(Artificial Intelligence for IT Operations)の活用により運用業務の自動化・標準化を推進し、次世代型の運用体制の構築を支援する。

継続的可視化サイクル(出典:SHIFTのリリース)

ベテランの退職で進む属人化とブラックボックス化

 SHIFTはサービス提供の背景として、深刻化するIT人材不足に加え、ベテランエンジニアの退職によるナレッジ継承の断絶リスクを挙げる。多くの現場では、設計書や運用ドキュメントが十分に更新されないまま、特定の担当者の経験や知見に依存した保守運用が継続しており、その結果として運用体制の属人化やシステム全体のブラックボックス化が進行している。こうした状況は、障害対応の遅延や変更影響の把握困難化など、事業継続上のリスクにつながる課題とされている。

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