サポート窓口から売上を生む組織へ 一人きりの情シスが全リソースの90%を戦略業務に充てられた理由

終わらないヘルプデスク対応に追われ、経営貢献まで手が回らない。そんな課題を抱えていた一人体制の情シスが、全社業務改善(BPR)へと舵を切る。一人当たり売上前年比120%を達成した、泥臭くも本質的な取り組みのプロセスを追う。

 社内に情報システム担当者(情シス)が1人しかいない企業は少なくない。その多くが日々の問い合わせ対応に追われ、経営に寄与する重要な業務にまで手が回らないという課題を抱えている。

栗岡智己氏

 登録ユーザー135万人を超える産直通販サイト『食べチョク』を運営するビビッドガーデンもまた、同様の体制を取る企業だ。同社でコーポレートエンジニアを担う栗岡智己氏も、かつてはその難しさに直面していた。

 しかし栗岡氏は、従来の「情シス=サポート窓口」という社内認知を覆し、全社的な業務改善(BPR)へと舵を切った。同氏は、情シス部門をいかにして会社の売り上げ、利益を創出する組織に変えたのか。

 本稿は、アイティメディアが主催したオンラインセミナー「変わる情シス 2026冬」(2026年3月16~19日)で、ビビッドガーデンの栗岡氏(コーポレート部コーポレートエンジニア)が「一人情シスが売上・利益につながる仕事を創る取り組み」というテーマで講演した内容を編集部で再構成したものだ。

「優しい人」から脱却した理由と取り組み

 栗岡氏は「情シスはコストセンターだと言われるのが嫌だった」と語る。このような社内認知を変えるために、同氏は情シスを自ら定義することから始めた。

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HubWorks
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2018年10月に設立/主にIT分野における記事制作・ホワイトペーパー・動画編集を手掛けるコンテンツ制作企業。ウェブマーケティングやシステム開発分野を中心に、IT分野の専門家が多数在籍。 社内では、専門家へのインタビューを積極的に実施し、自社でも最新ITシステムを導入することで日々情報をキャッチアップ。 これらの専門知識を駆使し、IoT・サイバーセキュリティ・人工知能、システム開発、マーケティングなどを中心に年間2000本以上の記事編集を実施し、大手メディアの編集も多数手がけている。 公式Web:https://wehubworks.com/

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