クラウドの元祖? 20年前に消えたはずの「ASP」 調べてみたら実は……

死語となったIT用語の魂が集う「IT死語管理事務所」。本日届くはずなのは「ASP」だ。ところが、待てど暮らせどその姿を見せない。すでに死語になったはずのASPは、いったいどこへ消えたのか。

 ここは、いつしか誰からも顧みられなくなったIT用語の魂がたどり着く「IT死語管理事務所」。ITの長い歴史の中で、消えゆく運命だった用語たちが「管理台帳」へまとめられていく。さて、本日到着する魂は……。

ケースNo.001「ASP」

死神管理人: 今日は「ASP」の魂が送られてくる日だが……?

アンデッド管理人: まだ到着していないようだね。

死神管理人: なんだと? もうだいぶ前に死語となっているはずだが?

アンデッド管理人: そうなんだけど……なぜか来ていないのだよ。道にでも迷ったのかな?

死神管理人: 死語の魂が? では、消滅した記録があるか調べてみよう。「IT用語アカシックレコード」にアクセスするよ。

「IT用語アカシックレコード」とは、コンピュータの始祖・ENIACの誕生から現在、そして未来に至るまで、IT用語についてさまざまな事象が記録されているデータバンクなのだ!(民明書房「IT用語の爆誕と存亡」より)

ASPは本当に死んだのか

 ASP(Application Service Provider)という言葉を日常的に耳にする機会は、今ではほとんどなくなった。IT死語管理事務所においてもASPの死亡届は既に提出済み。だが、調査を進めると妙なことが分かった。

 ASPという名前こそ姿を消したものの、企業ITでは今も生き続けているらしい。そもそもASPとは何だったのか……。

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IT死語の世界

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