企業におけるセキュリティ訓練の運用状況(後編)

相次ぐ不正アクセス、でもセキュリティ訓練は「やりっぱなし」の悲惨な実態【企業調査】

サイバー攻撃の対策として「セキュリティ訓練」を実施しても、その結果を適切に生かせなければ効果は減少してしまう。では、一体どこに着目すれば価値のあるものに変えることが可能なのか。キーマンズネットの読者調査からそのポイントを考察する。

 2026年9月末~10月にかけて、ヤマトホールディングスや佐川急便、「焼肉きんぐ」を運営する物語コーポレーションなど、国内の企業で不正アクセスや情報漏えいの被害が相次いで公表された。焼肉きんぐの公式アプリでは約1079万件の個人情報が漏えいし、物流大手でも不正アクセスが明らかになるなど、被害は多業種に及んでいる。

 こうした脅威に備える上で、従業員へのセキュリティ教育や標的型メール訓練は重要な対策の一つだ。だが、訓練を実施するだけで、従業員の対応力や組織の防御力は高まるのだろうか。キーマンズネットが実施した企業調査「セキュリティ訓練運用に関する調査/2026年(実施期間:2026年9月25日~10月2日、回答件数:144件)」から、訓練の形骸化や効果測定、結果の活用に課題を抱える実態が見えてきた。

訓練結果を対策に生かせない企業も 効果測定は十分か?

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IT担当者300人に聞きました

業務課題、注目のITツール……。話題には上るけれど、実際のところはどうなのか。キーマンズネット会員の声で知る、隣のカイシャのIT事情。読者のホンネを紹介します。

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