2017年通期の国内スマートフォンシェアがまとまった。首位アップルを追撃する2番手の国内ベンダーとは?
IDC Japanの調べによれば、2017年第4四半期(10〜12月)の国内スマートフォンの出荷台数は前年同期比17.3%増の1101万台となった。
ベンダー別の市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位が56.4%、2位が14.1%、3位が10.3%、4位が5.7%、5位が5.0%であった。出荷台数首位のベンダーは、新製品が好調で同比22.9%増の621万4000台と「記録的な水準に達した」と述べられている。
2017年通年では、出荷台数は3343万台であった。市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位が47.5%、2位が13.7%、3位が10.0%、4位が9.1%、5位が6.5%となった。首位のベンダーは出荷台数が前年比0.7%減ながらもほぼ同水準を維持している。
首位のベンダーの主な新製品出荷時期が第4四半期であり、当該期に出荷台数が突出する傾向がここ数年続いている。一方、Android OS搭載製品を出荷するベンダーでは外資系ベンダーの存在感が高まり活発化の様相を見せているという。世界第4位(2017年第4四半期)のベンダーが2018年春より日本市場に参入することも含め、動向が注目されている。
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