イベントレポートアーカイブ
「11万被災市民のため」AIで年間数億円の効果を狙う熊本市、次の5年で何をする?(1/4 ページ)
4月3日、熊本市は、「クラウドソリューションを活用した働き方改革基盤構築プロジェクト」のスタートを宣言した。5年間の長期プロジェクトであり、自治体として最大規模の「働き方改革」への取り組みとなる。その背景と内実を取材した。
4月3日、熊本市は、「クラウドソリューションを活用した働き方改革基盤構築プロジェクト」のスタートを宣言した。5年間の長期プロジェクトであり、自治体として最大規模の「働き方改革」への取り組みとなる。その背景と内実を取材した。
きっかけは「11万被災市民をどう守るか」
2016年の熊本地震により11万人の被災者と熊本城一部倒壊をはじめとする大きな物的損害を生じた熊本市。それから2年近くたった現在もまだ復興の途上にある。その、復興途上の熊本市が、単なる復興、復旧ではなく、年間数億円規模の業務効率化とコスト削減を目指した大規模な働き方改革基盤を構築するという。
復興を加速するために同市はICT基盤を一斉にクラウドベースに移行し、市役所の業務効率改善と、同市職員および市内136校(小中高)教職員の合計1万2500人の働き方改革を推進する計画を示した。この計画では「Microsoft 365」を前提に、市職員や教職員向けに共通のプラットフォームで情報共有インフラを構築するというもの。
被災者支援や災害復興といった行政業務の業務効率化や情報共有、交換の円滑化を図るとともに、懸案だった教職員の時間外労働の軽減をはじめとする働き方改革をさらに前進させる考えだ。
地方自治体としては非常に意欲的な取り組みだが、そのきっかけには切実な課題があった。以降ではその経緯を見ていく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
イベントレポートアーカイブ
この記事の著者
こんなメディアも見られています
キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Claude」3倍高速化の裏で、Anthropic開発者が「あえてしなかったこと」:899th Lap
-
2
山梨県が「自治体ごとに違う」をなくす 県と全27市町村で電子契約を共通化
-
3
Javaアプレットは、なぜ今も情シスを悩ませる? 残った業務システムの“延命”問題
-
4
AIエージェントでサイバー攻撃は100倍速に 2026年最新事例から見る防御策とは
-
5
マネーフォワード、2800人の情報をNotionに集約 「AIに聞けば分かる」環境へ
-
6
ロッテ、「経費の全件チェック」をやめて処理を50%削減 プロセスを担当者に聞いた
-
7
自治体、企業で進む「Google回帰」 事例で分かる「Gemini Notebook」の活用アイデア
-
8
CodexやClaude Codeが作ったアプリ、実は「未完成」かも 本当に「完成」させる“5つの条件”
-
9
PostgreSQLより1.81倍高速? 開発者がSQLの実行を小型AIに丸投げしてみた結果:898th Lap
-
10
6つの条件から見るCopilot、Claude、IBM Bob、組織に適した生成AIの選定ポイント
キーマンズネット SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
キーマンズネットをフォロー