Windows 10の大きな特徴の1つに、およそ半年ごとに行われる大型Windowsアップデートがある。「Windows 10 October 2018 Update(バージョン1809)」は、2018年10月2日に配信が開始された。このアップデートで、Windowsとスマホの連携が可能になったりクラウド経由で他のデバイスとクリップボードを共有できたりと、かなり便利な機能向上が約束されていた。
Windows 10の大型アップデートファイルは一斉に配信されるのではなく、人によって時期が前後する。しかも前回のアップデート(Windows 10 April 2018 Update)から、AIを活用して安全にアップデートできる端末から順にアップデートファイルが提供されることになっていた。
「早くアップデートのお知らせよ、来い」と思った人も少なくなかったかもしれない。しかし今回ばかりは「ああ、アップデートが遅くてよかった」と思わせる事態が生じている。一体何が起きたのか?
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