ビットコインといえば、もはや押しも押されもせぬ暗号資産(仮想通貨)の代表格だが、その“産みの親”とされる人物はいまだに不明だ。「サトシ・ナカモト」(Satoshi Nakamoto)氏がビットコインの考案者とされている。
しかしナカモト氏がどこに住む人物なのか、存命なのかそもそも実在するのか……などなど、その“正体”は全く明らかになっていない。世界には「自分こそがサトシ・ナカモトである」と自称する人や、「あいつがナカモトだ」と第三者が指摘する人が何人かいるのだが、結局現時点ではナカモト氏が誰なのかは不明のままだ。
そんな状況で、ナカモト氏を自称する1人がとある件で訴えられ、敗訴の上、55万BTCものビットコインを支払うハメになってしまったのだ。簡単に55万BTCとはいうが、現時点で約6120億円もの価値がある。いったい何があったのか?
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