バックオフィス業務の改革が日本国内でも本格化しつつある。企業法務が担ってきた手間がかかる業務もAIやクラウドの力を借りた自動化や効率化が進み始めた。法務部門の働き方を変えた企業各社の取り組み事例をまとめた。
AI(人工知能)やRPA(Robotic Process Automation)が普及したことで、定型業務や繰り返し作業の多くを自動化できるようになった。従来、機械による解析が難しいとされてきた日本語も用途によっては高い精度で文章を分析できるようになってきた。特に、表現や用語を類型化しやすい契約書などの文書は扱いやすく、精度も出しやすいとされる。
新しいビジネスにチャレンジするとき、フットワーク軽く新しい案件に対応できる法務担当がいるかどうかは、企業のビジネス変革のスピードを左右する問題でもある。いまある法務の業務をできるだけスマートにこなせる体制を準備するには、どんな手法があるだろうか。
本ブックレットは、次に挙げるトピックを中心に、英語圏をはじめ既に海外で多数の実績を出しつつある企業法務のデジタルトランスフォーメーションや、法務部門の働き方の変革に関する国内最新事例をまとめた。
令和時代の「脱・昭和」な働き方 4つの先行実践例に学ぶ、道具、 ルール、考え方
緊急事態宣言の前後で企業ITへの意識はどう変わったか〜調査で振り返る“第1波”への皆の対応、今後の課題
最新調査レポート:日本企業はどこまでデータを使いこなせているかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.