2021年9月13日、RPA BANK はキーマンズネットに移管いたしました。
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厚生労働省が発表した「一般職業紹介状況」(2018年7月28日)によると、2018年8月の有効求人倍率は1.63倍となっている。これは前月比と同様の数値で、1974年の1月以来の高水準が続いていることを示す結果となった。人材サービス業界は今、空前の売り手市場となっており、よりタイムリーで適切な高品質のマッチング力が求められ、市場からのプレッシャーは相当なものとなっている。
こうした市場環境を背景に、日本最大級のアルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」をはじめ、「バイトルNEXT」「はたらこねっと」「ナースではたらこ」を運営する総合求人情報サービス会社、ディップ株式会社では社内の働き方改革を推進。働き方改革により生まれた余剰時間を有効に活用し、より付加価値の高いサービスの提供を実現することを目的に、RPAをはじめとする業務自動化テクノロジーを積極的に採用、全社的な取り組みに拡大している。
現在、広告制作部を中心に、人事、総務、経理、営業事務など幅広い業務分野において約30体のソフトウェアロボットが稼働しているが、RPA導入の根底には、それぞれの業務担当者が“相棒”としてロボットを活用しながら自らの業務を改善し、働き方の質や満足度を高めていくマインドセット変革の狙いがあるという。
ディップ社へのインタビューを通じて見えてきた、下記4点を解説していきたい。
RPAの導入を進めるにあたって、現場レベルでどのような課題に向き合い、どのようにそれを克服し、さらにどのような効果を上げつつあるのか、4名の担当者にお話を伺った。
――全社的にRPAに取り組んでいこうとなったときに、課題や懸案事項が出てきたと思いますが、そうした課題をどのようにクリアしていったのでしょうか?
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