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「ビッグデータ」とは 導入の目的、メリットを解説

「ビッグデータ」に関する最新情報を紹介します。IT担当者やITを活用したいビジネス/バックオフィス部門の担当者に、役立つ製品・サービス情報や導入事例、業界動向を集めました。

「ビッグデータ」とは

 ビッグデータとは、ITの発達により生成、収集、蓄積が可能になった多種多量のデータのことだ。ビッグデータの分析で得られた知見はさまざまなサービスに応用されている(詳細は末尾へ)。

ビッグデータの特徴

 Gartnerによれば、ビッグデータは以下の3要素の全て、またはいずれかを持つデータ群を指す(注)。

  • Volume(量):膨大な容量
  • Variety(種類):表形式のデータだけでなく、音声や画像などの多様な種類のデータを含む
  • Velocity(速度):発生速度や頻度が高く、処理スピードも求められる

注:Big Data(Gartner)

ビッグデータの活用例

 NTT東日本によれば、ビッグデータには以下のような活用例が考えられる(注)。特に、表形式に構造化されたデータではなく、画像や音声といった非構造化データの活用が鍵になるようだ。

  • 産業用の機器に取り付けたセンサーで観測される振動や動作音を分析することで、故障の予兆を検知
  • カーナビの走行データを収集し分析することで、事故が起こりやすそうなエリアを特定
  • SNSの投稿から得られる位置情報や投稿内容(画像・テキスト)を蓄積し分析することで、観光客の行動パターンを把握する
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