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ネットワーク管理

ネットワーク管理とは、“ネットワークを構成する機器類を把握し、ネットワーク上を流れるデータがスムースにやり取りされているかをチェックし、万一のトラブル発生時にはいち早く障害箇所を特定してリカバリーにつなげる”という一連の作業を行うこと。しかし、数多くの機器が接続された複雑なネットワークシステムを人手だけで管理するのは現実的に不可能だ。そこにネットワーク管理ツールの利用価値が生まれることになる。管理対象として挙げられるのは、サーバ、ルータ、スイッチ、ロードバランサといったハードウェアやファイアウォールなど。

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ネットワーク管理の基本機能とは?

●構成管理
ネットワークに接続された機器の構成状態を管理する。ルータやスイッチなどネットワークに接続された機器を自動検知して、ネットワーク全体の構成状態を可視化してくれる。一般的には、全社的なネットワーク構成から、拠点ごとのネットワーク構成までを階層型マップで表示して見せてくれる。
●性能管理
ネットワークのパフォーマンスを管理する。SNMPで管理されるネットワーク機器は、MIB(Management Information Base)と呼ばれる管理情報を保有し、外部に公開している。性能管理機能では、始めに各ネットワーク機器からMIBを収集し、次に実際のネットワークのスループットやレスポンスタイムなどを計測する。
●障害管理
障害発生箇所の切り分けなどを行う。ネットワーク機器を監視/制御するためのプロトコルであるSNMP(Simple Network Management Protocol)を利用して、管理対象となる各機器に障害が発生したり、あるいはあらかじめ設定したしきい値を超えたりした場合に、管理マシンに対して状況通知レポートを発行する。

ネットワーク管理の導入メリットとは?

●ネットワーク管理の標準化を図ることができる
特定の担当者の“職人技”に依存してしまっている場合、もしこの担当者が病気になったり退職してしまったりしたら、どうすることもできない。そこでネットワーク管理ツールを導入すれば人依存のやり方から脱却することができる。
●管理コストの削減
ネットワーク管理ツールは、SNMPによりネットワーク上の構成機器を自動的に洗い出してくれるので、ネットワーク管理者の手間を軽減でき、人件費の削減に役立つ。
●可用性の向上
ネットワークに障害が発生したときの復旧対策を迅速に進めることができるようになり、可用性が向上する。