調査レポート
「検索エンジンパッケージ」シェア(2008年度)
今後も情報統合化やストレージの大容量化に合わせて大きく成長していくとみられる「検索エンジンパッケージ」。シェア情報を紹介する。
ミック経済研究所の調べによれば、検索エンジンパッケージ市場は、企業内のサーバやストレージで増大するデータを検索するエンタープライズサーチとして需要が高まっており、2007年度の出荷金額は前年対比18.0%増の70.9億円となった。ナレッジマネジメントツールとして全文検索機能などのニーズは高く、今後も情報統合化やストレージの大容量化に合わせて大きく成長していくとみられる。
市場占有率を見ると、セキュアな企業内情報活用ソリューションの提案により高い伸び率を達成したオートノミーが、12.1%で1位となった。2008年度より、自社製品「IDOL」と買収したZANTAZ製品を統合した情報リスクの管理ソリューションを投入し、さらなる売上の向上を図る。2位のインフォコムは、官公庁や大学、図書館などからの引合いが堅調で10.2%を獲得した。今後は他の製品との連携強化なども行う。
3位のファストサーチ&トランスファは、エンタープライズサーチプラットフォーム「Fast ESP」が評価されたことで売り上げを大きく伸ばし、9.6%を獲得した。2008年4月にはマイクロソフトによる買収を発表し、今後協業が進むにつれ、ブランド力の向上による成長が予想される。
また、ジャストシステムの「ConceptBase」は、2008年6月の検索エンジンリニューアルのため部門採用や試験的採用にとどまるケースが多く売り上げは減少したが、2008年度は高機能版のリリースなどで回復するとみられる。
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