5分で分かる最新キーワード解説

セキュアなIoT実現の新機軸、「LSI個体差暗号技術」とは?(2/4 ページ)

LSIの個体差を暗号に応用する方法

 つまりLSIの個体差とは、入力信号と出力信号の中間で生じるLSI内部のグリッチ発生回数である。もちろんそれがLSIに求められる計算処理結果に影響することはなく、LSI回路を複写して入力信号と出力信号をLSIごとに比較すれば、全て同じ結果になる。LSI個々に潜み、回路が動作する瞬間以外には観測できないこの個体差を、LSI個別の「秘密の情報=固有ID」と見なせば、暗号システムに利用できるのではないか、というのが研究チームの着眼点だ。

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