IT導入完全ガイド
HDDを破壊せよ、データ消去のためのテクニカルセンター訪問ルポ(2/6 ページ)
具体的なフローを見ていこう
では、ここで同社が行っているデータ消去の具体的な流れについて見ていこう。
まず同社の営業スタッフがPCの処分を検討している企業を訪問して状況を確認し、見積もりを作成することからスタートする。状況確認の段階で、買い取りできるものなのか、具体的にどんなデータ消去を希望するのかをヒアリングすることで詳細な金額を算出する。ここで提示された見積で問題なければ、具体的な引き取り日程を調整することになる。
そして当日は、同社の専用トラックで担当者が直接伺い、消去するOA機器と事前に申告されたOA機器の付き合わせを実施、間違いないことを確認する。問題なければ、処分する機器を同社の専用カーゴ内に積み込み、施錠した上でカーゴをトラックにて搬送する。なお、カーゴにGPSの端末を取り付け、配送中の状況がリアルタイムに確認できるサービスも提供しており、どこにも寄り道せずにセンターまで運んだかどうかのチェックができるようになっている。
いよいよここからが今回実施するフローになる。破壊するノートPCは、データの上書き消去検証記事で使用したWindows XP搭載の「Dell inspiron 6000」だ。編集部員の若かりし思い出がたくさん詰まっているはずのノートPCだが、既に上書きデータ消去を行ってしまったため、もはやほろ苦い記憶はまったく残っていない。心置きなく破壊できる万全の状態だ。
実際のデータ消去対象機器がカーゴにのってトラックから荷降ろしされると、顧客先で施錠したロックを外す。取り出した段階で、事前の情報通りの機器が搬入されているかどうかを検品する。
本来であればデータ消去の方法によってそれぞれ振り分けられるが、今回は磁気消去と物理破壊双方をお願いすることに。なお、今回の検品はセンター長が行っているが、全ての作業はそれぞれ担当が異なっており、業務の細分化を図ることでデータの持ち出しなど不正を防ぐような体制がとられている。
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